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パーキンソン病と治療薬テグレトールと飲酒

多色な薬

てんかんもパーキンソン病も脳の病気で、手足が震えたり運動障害が起きたりするという共通点があります。
しかし発作のメカニズムは異なっています。
てんかんは脳神経の電気的な興奮によって発作が起こります。
そして感覚異常や精神変調をきたし、一時的に意識を失うこともあります。
脳の外傷や脳梗塞が原因になるケースもありますが、先天的な要因がある場合も多く、高齢者よりも子どもに発症しやすい病気です。

パーキンソン病は若い人よりも、50代以降の人に多い病気です。
脳神経の一部が死滅し、神経伝達物質の一種であるドーパミンの分泌量が減少するため、刺激の伝達が正常にできなくなります。
そのため筋肉が思いどおりに動かなくなったり、姿勢を変えるのが難しくなったりします。
また排尿困難や立ちくらみなどの症状も見られ、さらにうつ状態に陥りやすくなると言われています。

このように病気の原因が違うため、治療薬の作用機序も異なったものになります。
パーキンソン病の治療薬は、ドーパミンの放出を促進させたり、ドーパミン受容体を刺激したりする効果があります。
またドーパミンに拮抗するアセチルコリンの働きを抑える薬もあります。
一方てんかんの治療薬は、脳神経の異常な興奮を抑制する作用が中心になります。
テグレトールはその一つで、神経細胞のナトリウムチャンネルを阻害することにより、過度の緊張をしずめていく効果を持っています。

テグレトールはてんかんの部分発作には第一選択薬とされることが多く、信頼性の高い薬です。
しかし飲み合わせの悪い薬が多く、頭痛や幻覚などの副作用が出ることもあります。
飲酒は副作用のリスクを高めるため、十分に注意しなければなりません。

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